築200年の古民家(伝統民家)も、適切な再生工事をほどこすことで、安全・快適な住まいに再生可能です。
スクラップ&ビルドによらない古民家再生は、環境保護につながるとともに、伝統文化の継承でもあります。
現地再生はもちろん、移築再生、古材利用の新築など、私たちはあらゆる再生手法に対応しています。
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■ 古民家再生とは
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農家・町屋などの古民家(伝統民家)を、現代人の生活様式にあわせて改修して、新たな生命を吹き込むこと。こうした仕事を
「古民家再生」
と呼んでいます。構造と仕上げが渾然一体とした、伝統工法(ぬき構造)による古民家の改修には、伝統建築への深い理解が求められます。私たちは文化財民家の改修、茅葺民家の新築など、伝統建築の豊富な経験を活かして、古民家再生に取り組んでいます。 |
■ 3つのパターン
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古民家再生には大きく分けて
現地再生・移築再生・古材利用
の3つのパターンがあります。
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現地再生
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もともと建っている場所で再生することで、リフォーム工事の一種と言えます。おもに古民家にお住まいの方がとる方法ですが、古民家を土地ごと譲渡再生というケースもあります。
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移築再生
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古民家を解体して別の敷地に建て直すことで、おもに古民家を入手したい方がとる方法です。敷地や要望に合わせて間取りを変更したり、部屋単位で新築に組み込むことも可能です。
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古材利用 |
古材・古建具など古民家の一部を、新築住宅に取り入れる方法です。部材はイメージに合わせて自由に選ぶことができ、店舗やマンションの内装リフォームに用いることも可能です。
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